明日からお盆

この夏の蒸し暑さは格別のように思います。

7月28日の大施食会法要から約半月が経ちました。

この間、当山はお盆の準備や、当山の大施食会法要に御随喜いただいた御寺院様へ随喜に伺ったりと慌ただしい日々を送っております。

明日からは、ご本堂では盂蘭盆会のご供養が営まれ、また、お檀家さまのお宅にお伺いしてご供養するお棚経(おたなぎょう)も行われます。

お盆、すなわち「盂蘭盆うらぼん」の語源は昔のインドの言葉「ウランバナ」で、その音を漢字にあてはめたものです。

それぞれのご家庭では、ご先祖様をお迎えするための準備がされていることと思います。

お檀家様には、送付したお盆のしおりを参考に準備を進めるとよいと思います。

各ご家庭では、お盆中にご仏壇や精霊棚にご先祖様をお迎えし(迎え火)

ご馳走を用意し、ご家族やご親戚と一緒にみんなで過ごし、お盆明けにあの世に送り出しましょう。(送り火)

はじめてのお盆【新盆(にいぼん)】を迎えられたご家庭では

故人が成仏してはじめてみなさまのもとにお帰りになられるので

より丁寧にご供養してさし上げましょう。

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